昨日は少し長くなってしまったので
今日は続きを書かせていただいてます。
前回は窃盗の侵入手段として最も多いのが
鍵の開いている窓またはドアから入るということでした。
次に多い侵入手段はガラス破りで36.9%になります。
主にクレッセントといわれる窓のカギ付近を割り鍵を開けて入ります。
これについての対策は防犯ガラスや防犯フィルム、窓の上下につける補助錠です。
ある程度の防犯性能のある開口部にはCPマークが付き窃盗犯に対してもアピールになります。
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このマークは様々な侵入攻撃に対して5分間以上防御することができるか
実際に試験しクリアしたものだけに使用が許されるマークです。
鍵をかけることと開口部の対策で侵入窃盗の8割を防ぐことができます。
今一度ご自宅の状況を見直していただき、防犯の助けになればと思います。
あと一つお伝えしたいことは、防犯にはご近所や地域とのかかわりが大変重要だということです。
想像もできないような犯罪が起きる昨今の状況から、挨拶をしないようにしたり、
とかく他者との関わり合いを避ける傾向がありますが、
それは逆に犯罪を助長することになってしまうかもしれません。
「犯罪者が一番嫌がるのは、地域の連帯と信頼感だといいます。
犯罪者の多くは、入念な準備や巧妙・凶悪な手口で個人を狙います。
しかし、地域住民が信頼し合い、結束し、「犯罪は許さない!」という姿勢を見せることが、大きな防犯効果を生み出すのです。侵入犯罪者の約6割が
「声をかけられたので犯行をあきらめた」と答えています。
近所づきあいが活発で、地域コミュニティがしっかりとしているまちは、
犯罪に強いといえます。」(警察庁の記事より抜粋)
普段からご近所づきあいを深め、旅行など長期不在にするときは、
隣近所へ声をかけ合ったり、郵便物・新聞などの配達を止めるなどの注意も重要です。
過去の出来事から考えてもご近所や地域へのかかわりが
防犯や防災に役立つことは明らかなので、このようなことも心がけたいですね。
侵入窃盗による被害で最も多いのは1~10万円の被害額と大きくはありません。
しかし、侵入窃盗は思いがけず強盗や殺人につながってしまう可能性もあります。
一軒でも多くの被害を減らしましょう!!
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