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執筆者の写真エビナホーム

ホントのおすすめは何?ネットに振り回されない床暖房の選び方

更新日:2021年3月1日



寒くなってくると足元からぽかぽかする床暖房に憧れますよね。

空気も乾燥しないしほかの暖房機器みたいに温風も出てこないからすこぶる快適なイメージ。

でも、床暖房ってリフォームで入れられるの?とか高いんじゃないの?とか電気とかガスとかあるけど何がいいの?

なんて不安がたくさんありますよね。インターネットで検索しても情報がありすぎて、何が本当か何がいいのか

結局わからずじまい。その不安を解消するため、リフォーム経験や実体験からの情報を提供できればと思います。

まず、ネット上に出てる多くの情報はメーカーが提供している情報だということ、

ガス温水系のメーカーであればその商品の、電気系のメーカーであればその商品のメリットを書き、

そのほかの商品のデメリットを書く。数値も自社商品の都合のいい数値を使ったり。

当然うそを書いているわけではないのですが、たくさんの事実の中から自社に都合のいい事実だけを

書いているサイトが多いという側面があります。

自社のメリットを伝えるというのはこれはある意味当然のことなんですが・・・。

ちょっと情報に振り回されますよね。









床暖房は当然リフォームでも導入可能なわけですが、迷うポイントとしては、温水か電気かということでしょうか。

ちなみに温水には電気式とガス式があります。どれも特徴があり一概にこれが一番良いというものはありません。

住まいの状況や構造、床暖房を導入する面積や用途によって違います。

(地域によっても違うのですが神奈川県の県央部という環境を前提に話します)

以下2つの状況で、独断と偏見で床暖を選んでみました。

1つ目。私が新築もしくは、リノベーションで導入するなら、「温水式ガス床暖房」です。

一番の理由はパワーがやはり違います。床暖房のメリットを存分に発揮できます。

そして、面積が大きい場合にはランニングコストが抑えられる。新築時等に床暖を検討するなら、主暖房としていくつかの部屋に使用したいと思うので、

「大面積(複数部屋)」、「主暖房」、「新築(リノベーション)」

という条件がそろえばこの方式がオススメです。







温水式はこんな感じの温水パネルで厚さ6~12mm程度のものが多いです

2つ目。在宅中の住まいの部分リフォームで1~2部屋の使用であれば、「PTC電気床暖房」を導入します。

一番の理由は施工が簡単で付帯工事が少なくて済むからです。そして、イニシャルコストが安い。

リフォームで床暖を採用するときは、工事費の割合が大きくなってしまう傾向が強くなります。

リフォームの場合、電気と温水式では導入コストに倍近い差が出ることもあります。

そして、電気はランニングコストが比較的高めですがこの差を回収するためには少なくとも十年以上かかかります。

あと電気式のメリットとしてはメンテナンスがほぼ無いというところですね。











これは電気のシートになります厚みは0.2mm程度。

ちなみに、ランニングコストですが一番高いと思われるものから

蓄熱式電気床暖房>プロパンガスの温水式ガス床暖房、電気床暖房>PTC電気床暖房>

都市ガスの温水式ガス床暖房>温水式電気床暖房。

そして、イニシャルコストが一番高いのは温水式電気床暖房です。

ただ、蓄熱式電気床暖房は24時間暖房されているので他の方式とは用途が異なりますし、

温水式電気床暖房もオール電化住宅であればメリットが多い方式になります。

ここまで、大雑把に床暖について書いてきましたが、この内容は数値的なものよりも私の経験を重視して書いてますのでそれも含めて参考にしてもらえればなどと思っています。

もちろん、ここに書かれている条件が少しでも違えば別の方式のメリットが大きくなることもありますので、導入に当たっては、現在の状況と10年スパンでの生活スタイルの変化なども見据えたうえで検討していくことが重要になります。

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