リフォームでの業者選びは不安が尽きないものですが、
1つの基準としてリフォーム瑕疵保険がかけられるかどうか。というものがあります。
みなさんは 「リフォーム瑕疵保険」ってご存知ですか?
新築住宅の場合、住宅事業者は保険に加入することで、
万が一、倒産した場合でも欠陥を直すための費用を確保することが法律で義務づけられています。
分かりやすく言うと、この保険に入っていれば家を買った後に問題が発覚した場合、
通常は業者に直しを依頼しますが業者が倒産してしまった時や理由を付けて対応しない場合は、
その業者に代わって家を直すお金を保険金で負担してくれます。
実はリフォームにも同じように「リフォーム瑕疵保険」というものがあるのですが、
義務ではなくこの保険に入るか入らないかはリフォームをする人の選択ということになります。
しかし、この保険の存在自体が消費者にあまり知られていないためほとんど利用されていないのが実情です。
業者側も工事検査に通らなければならなくなりますし、手続きが面倒なためほとんどお客様に
勧めることはほとんどありません。
実はこのリフォーム瑕疵保険は高い工事品質を確保するためには非常に有効な保険なんです。
この保険は、リフォーム時の検査と保証がセットになった保険制度で加入するためには
リフォーム業者が国土交通大臣の指定した住宅専門の保険会社に事業者登録していなければなりません。
まずは誰でも(どんな業者でも)はいれる保険ではないということです。
そして、工事を完了するためには建築士の資格を持ったプロの検査員の検査を通らなければなりませんし、
工事の経過を写真提出することが求められたり資料提出も義務付けられます。
それでも、万が一、工事に不具合があった場合は保険会社が補修費を支払い業者に
補修工事をさせることになります。
さらにリフォーム業者が倒産してしまっていた場合も保険期間内であれば保険会社へ保険金の請求ができ、
その費用で補修工事をすることができます。
費用は基本的にリフォームをする人(お客様)が負担する仕組みで、工事金額や検査の回数によって違いますが、
3万円~6万円程度の費用が掛かります。
エビナホームでは、工事内容等により一定の条件に入る場合この「リフォーム瑕疵保険」が無条件に付帯されます。
(その場合の費用は弊社負担です)
このような保険制度が使えるかどうかで業者をチェックしてみるのも1つかもしれませんね。
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