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省エネLEDランプにも注意点があります

更新日:2021年3月1日




少ない事案ではありますが・・・

最近では当たり前に普及していると言えるLED照明。

省電力・長寿命・低コストと良いことばかりの照明ですが、

皆さんは以前こんなことがあったことをご存知でしょうか。

『商店街に設置されている街路灯の電球を、省エネルギータイプのLED(発光ダイオード)電球に取り換えたところ、「テレビやラジオの受信障害が発生している」と町などに苦情が寄せられている。』

この記事は、2010年に宮城県で起きたことを書いています。

蛍光灯や他の電気製品もそうですが、電子回路を使っているような

機器からは大なり小なりノイズ(電波)が出ています。

その電波がラジオやテレビに干渉してしまったのではないか

と言われています。

特にLED照明については、当時、法的な規制が全くなされていなかった分

そのあたりのチェックが甘く、上記の様なことが起きてしまったのかもしれません。

今では、LED照明もノイズに対しての規制がなされ

こういった事も少なくなっていると思います。










…が、少し前のことですが、私が担当したお客様で立て続けに

「LED照明をつけたラジオに雑音がはいるようになった気がする」

という相談を受けました。

伺ってみると、お二人とも照明を外すとラジオのノイズも消えるので

照明が影響していることは明らかでした。

いろいろと調べてみるとあるお宅ではLED照明のスイッチに

白熱灯用のライトコントロール(調光器)付スイッチを使用していたので、

もしやと思いスイッチを交換すると、状況が改善しました。

あるお宅は特にこれといった原因も見当たらなかったので、

小さいメーカーのLED照明を「ダメかもしれないけど…」ということで

某有名メーカーの製品に交換してもらうと状況が改善しました。

あるメーカーさんの取説には

「ラジオやテレビに影響を及ぼすことがありますので1m以上話してお使いください。」

と注意書きがしてあるものもあります。

いろいろと、便利でメリットの多い商品ではありますが、

少数ですがそのようなトラブルもいまだにありますので、

説明書をよく読み注意事項を守って使用することが大事と言えそうですね。

ちなみに、

ダウンライトやカバー(セード)付きの照明のランプを

LEDに変えるのはできるだけ避けてください!

LEDランプは光っている部分はそんなに熱くなりませんが

それ自体が発熱するものが多いので、熱がこもってしまいます。

メーカーさんでもカバー付き器具のランプには推奨していません。

最近ようやく製品的に安定してきた感のあるLEDですが

新しいものだからこそ安全に使いたいですね

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