
先日あったことですが、1月17日過ぎ頃お伺いしたお客様とお話をしていた時
時期的な流れで地震の話になり、お客様から
「中鉢さんところは耐震リフォームとかも結構あるの?」という質問がありました。
私は
「そうですね。アドバイスで終わることから耐震リフォームまで大小ありますがお話は結構多いですよ」
と答えました。
すると、その方は
「そうなんですか。まあ、いつ来るかわかんないし、
私も歳だから最悪死んじゃっても寿命みたいなもんだよね。(笑)」
と冗談めかしておっしゃいました。
私がリフォーム屋だからそのような話し方をされたのかもしれませんが、
同じようなことを言う方は非常に多いです。
冗談半分だと思いますが、今までも数えきれないくらいいました。
そういう話になった時は、大きな災害(地震)が来た時には
自分を守ることと減災するための準備と心がけが自分以外の多くの人を救うことになるんですよ。
というお話しをするようにしています。
自分が被害にあってしまったら自分を助けるために消防や自衛隊、その他周りの多くの人の方が動くことになります。
でも、自分が被害にあわなければ逆に周りの方を助けてあげることだってできます。
減災は災害が起きたときにまず一人一人が無事でいること。自分の身を守ることから始まります。
そのためには、自分に何ができて何を準備しなければならないかを考えなければなりません。
割と皆さんが準備されいているものに防災準備品があります。
これを準備している方は60%近くと2人に1人以上になります。
もちろん準備品を用意しておくことは大切です。でもこれって無事に被害を免れたときに使うものですよね。
対して家具の転倒防止措置をしている方は26%にと4人に1人とどまっています。
阪神大震災では、負傷された方の46%が家具や家電の下敷きなり負傷しています。
さらに首都直下地震の被害想定では負傷者16万人のうち34.2%の約54500人が
家具類の転倒・落下より負傷すると想定されています。
転倒防止措置をしている方が60%程度まで増えてくれば大幅な減災になります。
例えば家具の転倒防止なんか割と気軽にできると思いますのでぜひおススメしたいとこです。
器用な方なら自分でもできますし(ホームセンターなんかでもいろいろ手に入ります)
当社でも工事はもちろんアドバイスなんかもしてますので
ぜひご自宅の状況を確認していただければと思います。
いざという時の対策少しづつ始めてみてはいかがでしょうか。
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