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ブレーカーが良く落ちる!ちょっとした知識で解決できるかも

更新日:2021年1月19日



なんか「ブレーカーが良く落ちる」ってことありますよね?

私も仕事がら、お客様から

「ブレーカーが落ちるんだけどどうにかならないかしら?」

っていうご相談をいただくこともあります。










ブレーカーのサンプル(リフォームだとこの形を使っているお宅がが多い)

基本的には、、、

その時落ちるブレーカーが一番左の多きいものだった場合は

電気の総容量が足りないので電力会社さんに連絡して

アンペア数を上げてもらいましょう。

右側にたくさん並んでいる小さいブレーカーだった場合は

一部のコンセント等に使用が集中しているので

集中しないように使い分けるか工事で回路を分けることにより解決できます。

ただ、そのために工事をするのは大変ですよね。

できれば工事せずに使い方や工夫で解決したいもの。

ブレーカーが落ちるときは、だいたい大型の家電を使っていることが多いので

まずその家電がどのくらいの電気を使っているのか漠然とでもわかるようにしておきましょう。

電力の考え方で基本的なことではありますが

V(ボルト)・A(アンペア)・W(ワット)の意味について確認していきましょう。

この辺は、電気のことを考えていく上で必須ですね。

これを押さえておくと、電気の使い方が工夫できるようになりまし節電にも役立ちます。










ここに使用電力量が書いてあります

まず、皆さんもご存知の通り日本の電圧は100V(ボルト)ですね。

IHや大型のエアコンは200Vのものもあったりします。

この電圧はVと表現し簡単に言うと電気の圧力つまり「力」のことを意味します。

次に電流A(アンペア)についてです。

家庭によって違いますが、自宅のブレーカーのところに30Aとか50Aと書いてありますよね。

(スマートメータになっているお宅は書いてないかも)

この電流をAと表現し電気の流れる「量」のことを表します。

最後に電化製品に必ず書いてあるW(ワット)ですね。

電球なんかですと60Wとか書いてあったり電子レンジなどは1000W以上使うものが多いですね。

このWは「電気がする仕事の量」のことを表し電力と呼ばれます。

この電力は次の式で計算することができます。










会社に設置されているスマートメーター、前みたいに円盤じゃないんですよ

電力(W)=電圧(V)×電流(A)

電力(KWキロワット)×時間(h)×23円(標準的な金額)=電気代

これ重要です

この計算式が分かっていると、どれくらいの電気を使うとブレーカーが落ちてしまうかや

電気製品を使ったときにどのくらい電気代がかかっているか、

そしてどのくらい節電できているかがより具体的に分かるようになります。

例えば1000W(1KW)のエアコンを2時間フル稼働させると56円かかり、

その間は上記の式から1000W÷100V=10Aの電流を使用しているということです。

仮にご自宅のブレーカーが30Aの契約だったとすると3台使用するとブレーカーが落ちます。

このことが分かっていると、「自分の家のアンペア数がわかっていれば

これとこれを使うとブレーカー落ちそうだから、これは後にしよう。」という工夫できますので

少しはブレーカーが落ちる回数を減らせるかもしれません。

さらに100Wの電球を5個使っているところで2個消したままにすることで

いくら節電できるということが具体的にわかってくるので、より節電意識が高まるのかなと思います。

最後に節電の知恵袋から1つ、

照明は立ち上がりの影響による消費電力量増加は非常に小さく、再点灯までの時間が

1分でもこまめに消すのが省エネです。あとは、エアコンのフィルターが目詰まりしているなら暖房や冷房の季節の前に必ずお掃除をしましょう!

それだけで約6%の節電効果があるといわれています。

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